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インタビュー
一般社団法人広島県観光連盟/カスタマーコミュニケーション事業部 プロデューサー
中野 隆治(なかの たかはる)さん
経営企画・マーケティング事業部
大橋 朋子(おおはし ともこ)さん
一般社団法人三次観光推進機構(みよしDMO)/マーケティング&プロモーション スタッフ
名越 陽介(なごし ようすけ)さん
宮島シーサイドホテル/統括部長
野島 友和(のじま ともかず)さん
「リピータブルな観光地」 DXで目指す
―広島県観光連盟(HIT)とは、どのような組織でしょうか。
 中野 HITは県域の観光振興を一元的に担おうと2020年、既存の県観光連盟と県観光課を統合再編して発足しました。行政の枠組みでなく、より民間に近い立場で観光振興の施策をスピーディーに立案し、実践するための組織です。質・量ともに備えたロングテールな観光プロダクトをそろえることで、観光客の満足度を高めることで、何度でも訪れたくなる「リピータブルな観光地」の実現を目標に掲げています。
 また、HITだけでこの目標を達成することは困難であり、県内の観光振興組織や観光関連の事業者様と一緒に取り組むことが重要だと考え、そのための仕組みづくりに取り組んでいます。その一環として、観光客の現状を正確に把握し、各関係団体で共有する仕組みが必要だと考えました。そのために21年に導入した人流モニタリングツールが「おでかけウォッチャー」です。
―その「おでかけウォッチャー」とは、どのような特徴や仕組みを持つサービスなのですか。
 大橋 位置情報データを使ったサービスを手掛ける株式会社ブログウォッチャーさま(東京)と地域シンクタンクの公益財団法人九州経済調査協会さま(福岡)が運営する、観光地の人出を分析するために開発した自治体向けのモニタリングツールです。国内最大規模の衛星利用測位システム(GPS)のビッグデータを搭載しており、県内外2千カ所の観光スポットの人流を分析できます。乗り換え案内アプリや大手量販店アプリ、大手ファミレスチェーンアプリなどの国内約140種以上のアプリと提携しており、アプリをダウンロードしている、かつ、位置情報の取得を許可しているユーザーのスマートフォン端末から、観光動態をGPSで検知する仕組みです。ブログウォッチャーは月間3千万人分の位置情報データを保有しており、それを基に観光地の来訪者を日別に推計します。加えて発地別来訪者、世代や性別などの属性別来訪者等も推計できます。
 このサービスの魅力は、「どんな世代の人がどの地域から、どの観光地に来て、どう周遊しているのか」を把握できることです。観光客の動きを「見える化」し、観光エリアの特徴や課題を俯瞰(ふかん)して把握できます。潜在的な観光スポットの発掘につなげたり、多くの観光客が滞在する場所に、必要な施設を整備したり、観光客の属性を分析することで誘客ターゲットを絞り込めたりします。HITでは、県内の観光振興組織が同じ仕組みやルールで集めたデータを共有し、分析することで、より実効性の高い観光振興の施策づくりに生かしてほしいとの思いから22年に、「おでかけウォッチャー」を県内23市町の観光セクションと、希望する観光協会に配布しました。
おでかけウォッチャーでは観光地での人出などのデータを把握できる。画像は三次もののけミュージアムの例
―三次観光推進機構(みよしDMO)ではどんな観光課題があり、「おでかけウォッチャー」をどのように利用していますか。
 名越 三次市には、「広島三次ワイナリー」や「奥田元宋・小由女美術館」「湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)」、さらには川遊びを楽しめる「江の川カヌー公園さくぎ」、フルーツ狩りを体験できる「平田観光農園」など、多彩な観光スポットがそろいます。週末にファミリー層の来訪が多い一方、「日帰り客が多く、消費が広がらない」「車で尾道松江道を通る観光客への魅力発信が不十分で素通りされることが多い」といった課題を抱えています。こうした課題を解決するには、何よりも観光客の動向を正確に把握する必要があると考え、「おでかけウォッチャー」を活用しています。来訪者数の推移に加え、来訪者が多かった日や観光スポットのランキングがグラフ化されるので分かりやすいですね。主にイベントやアンケートなど、観光関連の施策を実施する際に、過去の来訪者数の推移を調べて、人出が多いと予測できる日や場所を絞り込むために利用しています。例えば23年はゴールデンウィーク期間中の2日間、市のイメージキャラクター「きりこちゃん」が広島三次ワイナリーに登場しました。このようなイベントの日程を決める際には「人出が一番多いと見込める日」を選びたいですよね。ひとくくりでゴールデンウィークといっても日ごとの来訪者数は大きく異なります。22年の同ワイナリーの来訪者数を調べると、5月3、4日が特に来訪客数が多かったことが客観的に判断できたので、23年は5月3、4日の両日にきりこちゃんを登場させました。その結果、より多くの家族連れのお客さまに喜んでいただけたと思います。後で調べたところ想定どおり23年のゴールデンウィークも前年同様5月3日、4日両日の来訪者数が突出して多く、5月5日は両日に比べると少ない結果でした。
 さらに23年秋には同ワイナリーやもののけミュージアムなど市内5カ所で観光客への対面アンケート調査を行いました。こちらも前年の人流データを参考に、秋季に人出が多いと予測できた場所・日程を選ぶことで目標数の500件を超える573件の回答を得ることができました。


人流データを分析することで、どんな効果がありましたか。また、システムに関しての要望はありますか。
 名越 「秋になると観光客が増えるだろう」「冬のこの時期は少なくなるだろう」と、これまでは過去の経験や勘で、おおまかに人出を予測していましたが、「おでかけウォッチャー」の人流データを参考にすることで、客観的な事実に基づき日単位×場所単位の人流予測と意思決定が可能になりました。また、みよしDMOでは各施策(キャンペーンなど各プロモーション)でもデータ収集に注力しており、得られた複数のデータ・知見を掛け合わせることができます。例えば、以前はお盆前の休日「山の日」には観光客が増えるだろうと考え22年には広島三次ワイナリーで臨時観光案内所を開設しました。この日は私が担当しましたが思ったより人出や案内件数が伸びない結果となりました。過去のおでかけウォッチャーデータを見るとやはり「山の日」は行楽シーズンにおける他の休日と比べ思ったほど人出が伸びないことが分かり、この日にイベント等を開催するのは控えるようにしました。このように、ある程度の根拠を持って日程を決められます。加えて、データから得られる観光客の動向をみよしDMOのスタッフ全員が共有できるため、それを前提として、観光施策の議論を進めることができます。誰でもデータを読み解いていけば成果が期待できるという「再現性」も私が重視している点です。
 システムに関して要望したいのは、調査対象であるユーザーの対象年齢の引き上げです。現在は20〜69歳までですが、可能であれば74歳くらいまで拡大してほしいと思っています。アクティブシニア層は人口ボリュームも多く、消費の主役にもなり得ます。スマホを使いこなす70代も増えつつあるだけに、人流データを分析できたら、この世代に絞ったキャンペーンを展開しやすくなるのではないでしょうか。
HITでは「おでかけウォッチャー」の利用促進のために各自治体にどう働き掛けていますか。課題などもお願いいたします。
 大橋 月に1度、各地の自治体や観光関連団体の職員を対象に、勉強会をオンラインで実施しています。参加は任意で、毎回十数団体の職員が参加し、マーケティングに関する情報をインプットし、意見交換しています。みよしDMOさんの事例も、おでかけウォッチャーの活用事例として勉強会の中で紹介していただきました。「人流データの有用性は理解できるものの、具体的にどう活用したらよいのか分からない」といった声も少なくないため、ブログウォッチャーの担当者にレクチャーしてもらう機会等も設けています。各市町の実情に合わせ、どう使いこなしていくかが課題です。
 名越 人流データの正確性を疑問視する声も聞きます。ただし当DMOでは、データが示す事実を「一つの傾向」と捉え、例えデータの精度が低くても、その傾向を踏まえた上で仮説を立て、それを試してみて、問題があれば修正していけば良いのではと考えています。トライアル&エラーを繰り返しながら、より効果的な施策を立案し、実践していく。その土台となるツールが「おでかけウォッチャー」ではないでしょうか。毎週月〜日曜までのデータが翌週の木曜に入手できるといったスピード感やタイムリー性も、このサービスの魅力です。どんなに正確なデータでも数か月から1年後に入手するのでは、あまり役に立たないと思います。
人流データを生かし、今後はどんな活動に力を入れますか。抱負や展望をお願いします。
 名越 「おでかけウォッチャー」の人流データを分析したところでは、23年に尾道松江線を利用した観光客のうち、三次市域を素通りした観光客数は把握出来ているだけでも3万4900人に達しています。実際は、これよりもはるかに多い人数と想定でき、このうちの数パーセントでも三次市内に立ち寄っていただければ観光消費額に大きなインパクトを与えることができます。インターチェンジからのラスト数キロを誘引できるかの勝負ですね。
 さらに分析を進めると、素通りによる損失を防ぐには、「道の駅たかの」「道の駅世羅」「道の駅三矢の里あきたかた」への来訪者をいかに三次市域に呼び込むかが重要であることが分かりました。この3施設で効果的なプロモーションや誘客を行えば、観光客数の向上や経済効果が期待できるのではないかと仮説を立てています。そこで3施設へ観光案内などの広報誌を重点的に配布するなど、情報発信の方法を検討中です。これまでは、中国地方の全ての道の駅へ広報物を均等に置いていましたが、「おでかけウォッチャー」を活用すれば、誘客の可能性の高い場所に集中的に配架できます。そこもメリットの一つだと思います。このほか、3拠点でスタンプラリーを行うなど、庄原市や広島県世羅町、安芸高田市と連携した観光振興も可能だと考えています。
 私からは最後になりますが、DX推進のカギを握る「データドリブン思考(データをもとに意思決定・行動すること)」は地域観光でも必要不可欠です。今後の三次市の取組みにぜひご注目ください。
 大橋 属性分析を活用し、世代やターゲット層に合わせた観光モデルコースを開発することも可能もしれません。人出の多い場所を特定し、新たな施設の設置を検討するのも良いかもしれません。「おでかけウォッチャー」を生かしてどんな施策を展開できるか、23市町や観光団体とアイデアを出し合い、オール広島で観光振興に取り組みたいですね。
人流データを生かし、三次市への流入経路を分析
ありがとうございます。ここからは民間の観光事業者の代表事例として、宮島シーサイドホテルさま(廿日市市)の取り組みをお聞きします。宮島を訪れる観光客の動向やDXを生かした活動内容を教えてください。
 野島 23年の宮島への来島者数は465万2千人と、過去最多だった19年の465万7千人に次ぐ過去2番目の多さでした。来島者数のおよそ1割が海外からの観光客数となっています。1979年開業の当館は、国内外の個人のお客さまや、修学旅行などの団体のお客さまにご利用いただいており、ここ10年程は海外のお客さまが増え、新型コロナウイルス禍による外出自粛のあった期間を除き、その割合は全体の3、4割に達しています。コロナの5類移行で観光需要が高まる中、当館ではデジタル技術を活用し、業務効率の向上を図ろうと2023年12月に、小規模店舗向けの販売時点情報管理(POS)レジアプリ「Airレジ(エアレジ)」と、ホテル管理システム(PMS)の二つを導入しました。

エアレジとはどんなサービスで、どのように利用していますか。メリットも教えてください。
 野島 タブレット端末の「iPad」やスマートフォンの「iPhone」で利用できるPOSレジアプリです。アプリをダウンロードし、簡単な設定を行うだけで会計や集計の業務に活用できます。具体的には、商品名や価格など、会計に必要な項目を登録しておき、会計時に該当項目をタッチし、お客さまから預かった金額を入力した後、「会計」の項目をタッチするだけで、作業が完了します。
 当館ではエアレジをフロント近くにある売店の会計業務に導入しました。売店には土産物の菓子や工芸品、雑貨などをそろえ、販売していますが、これまでは手動式のレジだったため、登録できる商品が10種類程度しかなく、「お菓子」などの部門別の区分けしかできないので不便な上、素早く正確に金額ボタンを打つには、ある程度の慣れや技術が必要でした。エアレジなら誰もが簡単に操作でき、ミスの心配もなく、会計作業ができます。登録できる商品数の上限は1万点(部門数の上限は200件)で、当館の売店では40〜50種の商品に絞って登録し、利用しています。
売店に設置したエアレジ
導入後、どんな効果がありましたか。
 野島 売り場のスタッフからは「会計業務がスムーズになった」「お客さまをお待たせする時間が少し減った」といった声を聞きます。こうした会計機能に加え、エアレジには日々の売り上げを集計し、日別や月別にグラフで表示する機能があるため、売れ行きや売れ筋の傾向を把握しやすくなりました。売店から離れた事務所や他の場所からでも、iPhoneやパソコンで確認できる点も便利です。売店の運営に関わるスタッフ全員が販売状況を共有し、販促の施策を考えやすくなりました。今後はこうしたデータを蓄積し、お客さまのニーズにより対応した商品の仕入れや在庫管理の効率化に生かしたいと考えています。
もう一つのPMSの特長や利用状況を教えてください。導入前と比べて、どう変わりましたか。
 野島 宿泊予約や料金、残室数など、客室に関する情報を一元管理するシステムです。当館は本館4階別館2階で計40室の客室があり、フロントのスタッフは電話などで予約を受けると、紙の台帳にお名前や住所、連絡先、料理の種類、金額、部屋割りなどを書き込んでいました。部屋割りとは、お客さまにどの部屋に泊まっていただくかを決める、重要なフロント業務です。予約を受けた時点でいったん部屋を決めますが、他のお客さまの予約状況や要望により、チェックインするまでに何度か変更します。これまではその都度、台帳を書き直していました。しかし、PMSの導入によりこれらの作業がパソコン上で簡単にできるようになったため、手書きによる手間や写し間違えがなくなり、部屋割りの変更作業もスムーズに行えるようになりました。領収証の発行もスムーズになりましたし、「じゃらん」や「楽天トラベル」といった複数の予約サイトを通じた予約データもPMSに直結するため、管理がとても楽になりました。
宿泊予約に関する情報を一元管理できるPMS
PMSの導入により、宿泊客へのサービスなどに変化はありましたか。今後はどう活用したいですか。
 野島 業務効率が向上し、予約管理などのフロント業務が簡略化されることで、接客に集中できるようになりました。その分、サービスの質は確実に高まっていると考えています。また、PMSには料理の内容やアレルギーの有無、例えば「宿泊時は家族の誕生日。ケーキを贈りたい」といった旅行の目的やリクエストなど、パーソナルな情報を入力できる機能があります。こうしたお客さまの過去の宿泊履歴や好みなどをデータとして保存しておけば、リピートでご宿泊いただく際に便利です。今後は、データを分析することで、お客様のニーズに合わせたプランづくりや新たな料理メニューの開発など、サービスの改善に生かし、集客力のアップにつなげたいと考えています。
HITでは観光分野の事業者をどう支援していますか。
 中野 インバウンドが回復し、観光需要が高まる一方で、ホテルや旅館業界では人手不足が課題の一つです。スマホやタブレット端末が普及する中、これらの情報ツールを活用したスマートな旅行を求める声も高まっています。HITでは観光分野の事業者の皆さまと共に、こうしたニーズに対応し、観光客が何度でも訪れたくなるような広島を実現しようとさまざまな活動を展開しています。その一環として23年度に実施した施策が「観光地ひろしまDX 推進事業補助金」です。観光施設や飲食店、交通機関などの事業者様を対象とし、DXツールの導入費用の一部を支援しました。具体的には1事業者300万円を上限に費用の5分の4を補助。約250件の申請があり、好評のうちに終了しました。
 野島 当館もエアレジとPMSの導入に当たって申請し、180万円の補助を受けました。PMSは初期投資にかなりの費用がかかるため、助かりました。
 中野 他の宿泊事業者では、自動チェックインをはじめ、従業員の勤怠管理などのシステム導入に当たっての申請がありました。観光体験事業者ではWEB予約システムに、飲食店ではキャッシュレス環境を整えるための費用に、タクシーなど交通関係事業者では配車アプリの導入などに向けて申請がありました。
 野島 当館ではさらにシステムのソフト同士の連携を進め、従業員の負担軽減につなげるなど、今後もさらなるDXを検討していく方針です。DXのメリットをお客さまの利便性や満足度の向上に生かすことで、観光地としての宮島の魅力アップを図りたいですね。
HITが23年3月にリリースした、ひろしま観光アプリ「KINSAI」はどんなアプリでしょうか。特徴や狙いを教えてください。
 中野 広島を訪れた観光客と広島好きの人たちが情報交換できる投稿型アプリです。アプリに登録した観光客のユーザーが、例えば「おいしいお好み焼き店はどこ?」「広島のおすすめスポットは?」といった質問を投げかけると、それを見た地元のユーザーや広島に詳しいユーザーが回答し、広島の旅行をサポートする仕組みです。
 広島を訪れる観光客は、原爆ドームと宮島、尾道で満足してそのまま帰ってしまったり、他県へ移動したりするケースが少なくありません。リピーターが少なく、現地消費が少ないといった課題を解決するには、観光客の方々と、県の観光事業者や県内外の広島ファンがつながってコミュニケーションできる環境を整えることで、リピーターや新規客の獲得につなげるのが狙いです。質問に答えるとポイントが貯まるシステムも備え、24年2月時点でユーザー登録者数は1万8千人に達し、投稿が盛んに行われています。
 また、HITでは広島のことが好きであれば誰でもなることができる「HITひろしま観光大使」を19年から募集しており、24年2月で登録者は2万人を超えています。こうした人たちにもKINSAIを活用して観光客の質問に答えることで、満足度の高い広島の旅の提供にご協力いただいています。
ひろしま観光アプリ「KINSAI」の画面
「KINSAI」を活用し、今後はどんな取り組みに力を入れていきますか。
 中野 「KINSAI」の機能を拡充させていく方針です。例えば24年度中には、観光スポットや飲食店の来訪を確認できるチェックイン機能を導入し、これらの場所を訪れて位置情報またはQRコードを読み取るとポイントが貯まるといったインセンティブを設け、ユーザーの県内周遊を促進します。また、スタンプラリー機能も設け、様々なキャンペーンをKINSAI上で実施していきたいと考えています。こうした機能により、「KINSAI」の登録ユーザーをますます増やしていきたいです。
最後に、DXを観光振興に活用する意義や県民へのメッセージをお願いします。
 中野 DXはあくまでも「リピータブルな観光地」を実現するための手段。目指す姿をより早く効果的に達成するためのツールとして、これまで以上に積極的に活用していく方針です。観光振興は決して、観光事業者のためだけの取り組みではありません。観光消費が増えれば、地域が豊かになり、環境整備が進み、その魅力はさらに大きくなります。そうなると、自分が暮らす地域に誇りを持つ住民や、地域をより良くしようと考える住民も増えるはずです。観光振興は地域づくりや地域の活性化にもつながるとても重要な取り組みだと思っています。私たちHITも観光事業者や県民の皆さんと力を合わせて、広島の魅力をアピールしていきます。
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