Chaos SoftWare社(ブルガリア)の3DCGプログラム「V-Ray」を使ってVR画像を作成しています。当社独自のCADシステム「SIDECS(シーデックス)」で作成したCADデータを、「CG3S」でCG化します。それを社内の「V-Ray」の専用サーバーにアップすると、3次元オブジェクトや光源の情報から3DCGを描画するレンダリング・ライティング処理が自動で行われ、VR画像が完成します。完成すると自動メールで依頼者に通知が届き、その中にURLや二次元バーコードが同封されています。
特長は画質の良さで、従来のCG画像よりも飛躍的に向上しました。ただし、一部の建物や外構要素では画質が陳腐なものもあるため、高品質なオブジェクトに置き換えるなどして、対応しています。お客さまに見ていただくときは、krpano Gesellschaft mbH社(オーストリア)のウェブサイト上でパノラマ画像を表示させる高性能フラッシュプレーヤー「krpano(ケーアールパノ)」を利用しています。専用のアプリケーションをダウンロードする必要もなく、インターネットを通じて閲覧できるので、導入のわずらわしさもありません。
VR画像は当社のウェブサイトでサンプルを無料公開しています。木造住宅シャーウッド「GRAVIS STAGE」や鉄骨住宅の旗艦モデル「IS ROY+E(イズ・ロイエ)」など、計5種類を見ていただくことができます。
※)V-Rayは、 Chaos Software社の商標です。