職員一人一人がスマートフォンを持ち、利用者を介護するたびに「いつ、どの施設で、どの職員が、どの利用者に、どのような介護をしたか」というデータを記録しています。
例えば食事の介助をしたとします。職員はスマートフォンの入力画面を立ち上げ、所属する事業所を選びます。自分自身と利用者の名前を選択し、主食・副食の食べた割合と水分量を入力します。特記事項があれば備考欄に書き込み、保存します。書き込んだ日時は自動で入力されます。
音声入力にも対応しています。血圧であればマイクボタンを押しながら「130の70」と話すと「130-70」と入力されます。このようにして利用者の体温や血圧といったバイタル、食事・水分、排せつ、入浴などの介護データを各職員が入力し、蓄積します。記録した情報はクラウドで集約し、事業所の全職員で共有しています。