『morica』は町内の加盟店で、地域通貨としてご利用いただけます。スーパーやホームセンターだけでなく、飲食店や病院、ガソリンスタンド、車検など幅広く活用できるのがメリットです。また、安芸太田町には定額タクシーという、中学生以上の町民の方なら誰でも700円(障がい者手帳所持の方は600円)で町内を移動できる公共交通事業があるのですが、『morica』はこの定額タクシーの利用証明書としても使えます。これにより、定額タクシーを利用するために毎年必要だった紙の申請や利用証明書の発行が不要になりました。交通事業者さんも、これまで実際のメーター料金と700円との差額を計算して、利用実績を毎月紙ベースで集約して町に提出してもらっていましたが、『morica』が利用実績を自動で集約して出力できるようになったため、町に補助金を申請する手間を省くことができます。さらに、町としては誰がどの区間で定額タクシーを利用したのかというデータを『morica』を通してDX共通基盤に集約することができます。これらのデータを、DX共通基盤とAPI連携させた公共交通分析システムで分析を自動化することで、バスやデマンドタクシーなどの他の公共交通も組み合わせた、より良い公共交通事業へ落とし込むことが可能になるのです。また『morica』は、マイナポイントとも連携し、マイナンバーカードを取得して申請いただくと、最大20,000マネー(=morica20,000円分)が付与されます。