私たちの会社は、前身が写真館です。その経験と技術を生かし、遺影写真の加工やそれに付随するサービスを行う「フューネラル事業」、オンデマンド印刷による個人向け写真集の作成や関連するソフトウェアを開発する「フォトブック事業」、光の反射を利用して空中に映像を表示させる空中ディスプレイ技術を提供する「空中ディスプレイ事業」を三本柱としています。もともと創業者が写真加工を得意としていたことが、遺影写真のデジタル加工を核としたフューネラル事業を始めた理由です。遺影はご葬儀の場で使う大切な一枚ですが、急遽の場合もあり、前もってご準備されている方は多くありません。そのため、背景に余計なものが写り込んでいたり、ピントがぼけている写真も多く、修正の需要が非常に高かったそうです。かつての写真館といえば撮影を本業としており、修正を行うところは稀でした。そこにチャンスを見出し『アスカネット』として独立、現在は先述した三本柱で事業を展開しています。