中小企業を支援し、日本を再興させたいという願いがあり、それにはクラウド会計が不可欠だと思ったからです。私は祖父と父がそれぞれ中小企業を起業して、倒産させたという環境の中で育ちました。そのおかげで子どもの頃はお金がなくて苦労しましたし、子どもたちに自分のような思いをさせないためにも、中小企業に伴走したいという志を持ったのです。
クラウド会計は日本では2013年から導入されましたが、現場の肌感でいうとまだ導入している中小企業は10%もありません。しかし、クラウド会計が業務を飛躍的に効率化するのは明らかであり、アメリカや諸外国ではすでに70%近い企業が導入しています。日本でも、上場企業には外資系の戦略コンサル会社が導入支援をしているのですが、中小企業には導入支援をしてくれる会社が非常に少ないのです。だからこそ自分がやるべきだと思って創業当時から導入支援をスタートし、今ではクラウド会計システムの「freee」の導入支援で、当社が中四国1位、全国でも8位の実績を収めています。