企業が抱えるバックオフィスの課題にどのようにしたら答えられるだろうと考え始めたことがきっかけです。
例えば給与計算を行うにあたっては、従業員がタイムカードの打刻や有給等の申請を行い、社内の総務部が提出されたタイムカードや有給申請などの紙面データを集計し計算していきます。しかし、現実は従業員のタイムカードの打刻もれや有給休暇の申請ミスなどデータの正確性や期日については従業員のフォローを総務が行い、その上で計算をしています。その後、私たち労務士が集計データを基に計算することになりますが、従業員のタイムカードの打刻漏れや集計ミス、担当者への伝達ミスなどがあった場合、間違ったデータを基に計算することになってしまいます。企業側からすると、「社労士へ外部委託すれば社内的には業務が楽になるのではないか」と期待したのに、実際に委託しても思っていたほど楽にはならずにモヤモヤしていたという現実があり、これをなんとか解決できないかと思いDX支援に取り組みました。