私たちの会社は、物流の情報サービスに特化したITベンダー企業です。デジタルを得意とし、物流業界のコンサルティングやサービス開発に力を入れてきました。物流業界には長く叫ばれている課題があり、「運べないリスク」「物流の2024年問題」(トラック運送業界における低賃金・長時間労働における人手不足の深刻化)などと呼ばれています。EC販売が過熱してきたのは皆さんご承知の通りで、インターネット通販により買い物の利便性は格段に上がりました。しかし、これにより小口配送が増え、ドライバーの業務が激化し、ひいては人件費の高騰や昨今では燃料費の高騰もあり、物流コストが上がってしまったのです。私たちはもともと物流の情報サービスを主としてきたので、荷主、物流企業、エンドユーザー、それらの声を熟知し、知見を持っています。このノウハウを生かしてDXを使い、一緒にサービスを作ろうと生まれた事業が「共創ビジネス創出支援 Jailo(ジャイロ)」です。コストの削減や従業員の負担軽減、売り上げの拡大を目的にしており、お客様それぞれに合わせたサービスを提案しています。いくつかのお客様とサービスをつくり出してきましたが、Jailo事業において最初に生まれたのが、髙雄運送株式会社様とつくり出した小消費地特化型日用品共同配送「Groopai(ぐるうぱい)」です。