庄原市東城町に本店を構えるショッピングタウン「トーエイ」は、食料品を中心に衣料品や日用雑貨を販売し、コミュニティスペースも用意する地域密着型店舗です。店づくりにおいては、以前から省力化と非接触化、キャッシュレス決済推奨のため、店員が商品のバーコードをレジで読み取ってお客様が会計をするセミセルフレジを導入しておりました。しかし、セミセルフレジだと、キャッシュレス決済のお客様は二次元コードなどを読み込んでもらうことで非接触が可能でも、現金でお支払いのお客様は最終的に会計タッチパネルを操作しなくてはなりません。コロナ禍にあって、「たくさんの人が触るタッチパネルをなるべく操作したくない」という声と、高齢化が進む東城町で「キャッシュレス決済ができない、わからない」という声が寄せられており、現金の場合でもこれらの課題が解決できるシステムはないだろうかと考えておりました。色々と方法を模索していたところ、広島県が実施する「令和2年度新たなビジネスモデル構築支援事業」を通じて、大阪の知能技術株式会社様が提供する、画面に触れずに操作できる非接触型デバイス「UbiMouseLite(ユビマウスライト)」と出合うことができたのです。