就業規則を14年前に作り直した際、「毎年休みを1日ずつ増やそう」「時間外労働を減らそう」「毎年昇給できるようにしよう」というような理想を、あらためて掲げました。その理想を実現するためにはどうしたらいいか社員と一緒に考えたところ「生産性を上げるしかない」という結論に至りました。中小企業の生産性向上は「人材育成×IT」と思いデジタルシフトをより一層進めました。指標を掲げ、行動に移す中で動きが加速したのが「働き方改革」です。2016年に広島県のコンサルティングモデル事業に選ばれた弊社は、具体的な数値目標を出して時間外労働の削減や有給取得率の増加に成功。その甲斐あってか、2021年4月には働きがいのある会社研究所(GPTW:Grate Place to Work)の「働きがいのある会社」に広島県で初めて認定されました。各々が経験と勘に頼るような仕事の仕方ではなく、業務を標準化、あるいは見える化して効率性を上げることが大事で、ひいてはその手段としてDXが必須だと感じました。