宮城県仙台市に本社を構える株式会社復建技術コンサルタントは、建設コンサルタントとして公共インフラの調査や設計などに取り組んでおり、DX推進により、業務の効率化と新たな価値創造を目指しています。
同社は、2023年に宮城県の『産業デジタル中核人材育成プログラム』に参加し、他の参加事業者との交流や事務局の伴走支援を受けながら、DX推進計画を策定されました。市川氏は、当時を振り返って、「特に多様な業種の参加事業者との情報交換が、視野を広げるきっかけとなりました」と語られました。
社内では、検討会の開催や社内勉強会を通じて、社員の意識改革にも取り組まれています。これらの取組の成果として、社員の業務に対する意識変化やデジタル技術への関心の高まりがみられるとのことです。
一方で、社員の巻き込み方や急速な技術進歩への対応等については、悩みや課題はあるものの、「情報収集や意見交換を継続し、挑戦と失敗を許容する文化を醸成していくことが重要」と強調されました。