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トップリーダーのためのDXセミナー ~建設業(シンクコンサルタント株式会社)編~

DXの前に、まずSX ~経営者こそ自分自身をアップデートする~

〇セミナー後記(動画)

 2022年11月10日に「トップリーダーのためのDXセミナー」の建設業編,「DXの前に,まずSX ~経営者こそ自分自身をアップデートする~」をオンラインにて開催し,109名の方にご参加いただきました。
※当日のセミナー内容はこちらからご覧いただけます。(YouTubeへ遷移します。)

 DXの重要性は認識しているものの,「どうやってやるのか?」について,お悩みの方も多いと思います。シンクコンサルタント株式会社の正路社長のセミナーでは,「まずは自分自身が変わっていく,具体的にはデジタルに強くなっていくことが必要」というメッセージをいただきました。

 正路社長は,東京でIT関連の会社に勤務された経歴があり,30歳を前に実家の建設業を継ぐべく広島に戻ってこられました。家業に入った時は,建設業のアナログな文化に戸惑われたことも,多々あったようです。
 そんな中で,国土交通省の「i-Construction」(デジタル技術を使った土木建設)をいち早く導入していくことを会社の方針とし,今ではドローンを使った測量や,測量データを利用した施工計画作成等のDXに成功されています。
 土木・建設業というと,男性中心の職場をイメージされる方も多いと思いますが,DXによって,納期短縮,経費削減といった成果だけでなく,女性社員が活躍できる職場になるという,副次的な効果についても紹介していただきました。
 最近では大学の新卒採用も開始されて,今後も新しい展開が期待されます。

 今回の事例では国土交通省の方針に則った取り組みをされており,行政側から業界に対してDXの枠組みを作ったことが企業のDXにつながった,民間企業と行政とが同じ方向に向かっていくことが大事だということがよく分かる事例でした。

 また,今回はトップリーダーのためのDXセミナーということで,理念的なことが中心でしたが,実施後のアンケートでは,「具体的な取り組みが知りたかった」という声もいただきましたので,今後の活動の参考にさせていただきます。

 DX推進コミュニティでは今後も様々な業種,テーマのセミナーを予定しています。皆様も是非コミュニティへご加入ください。
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