デジタルコンテンツは広島県内の方はもちろん、全国や世界に発信することができました。
また、オンラインで実施するイベントは、遠方の人や普段美術館に足を運べない方も利用できるという点がメリットです。
館内の作品を見ながら参加者が自由に感想を述べる人気企画「対話型鑑賞会」や、所蔵作品展「中央アジアの刺繍(ししゅう)スザニ#乙嫁たちの手仕事」の展示作品の一部を同じ手法で制作するワークショップもオンラインで実施。SNSで参加者を募集したところ、関東や東北、関西、九州など広い地域から参加がありました。
県内の障害者を対象にした「みんなで楽しむおしゃべり鑑賞会」には7人が参加し、「鑑賞会で見た絵の本物がとても見たい」「他の人の考えが聞けたことが楽しかった」などと好評でした。毎年2-3月に開催の日本伝統工芸展の子供ワークショップもオンラインで実施し、今年は小学生4人が参加し、展覧会の会場にもその成果を展示する予定でした(コロナ対策のため開催中止)。